イソマルトオリゴ糖とは

イソマルトオリゴ糖は、グルコースを構成糖としたα-1,6結合(分岐構造)を持つ糖類で、清酒、みりん、味噌、醤油などの発酵食品や、蜂蜜などに天然成分として含まれています。当社のイソマルトオリゴ糖は、でん粉を原料として転移酵素を作用させて作られています。

特徴

甘味特性 まろやかで旨味のある甘味 (甘味度40~50)
保湿性 水分保持能力が高く、澱粉の老化防止効果に優れる
粘度 ショ糖と同程度の粘度
耐熱・耐酸性 安定で分解されにくい
その他 味質調整、風味調整、煮崩れ低減効果

生理機能

整腸作用 ビフィズス菌を選択的に増加
消化性 部分消化性(2.7~3.3kcal/g程度) 「栄養表示基準」では4kcal/g
安全性 最大無作用量は体重kgあたり1.5g以上。難消化性オリゴ糖や糖アルコールに比べ、下痢を起こしにくい

健康機能

おなかの調子を整える

イソマルトオリゴ糖は、腸内有用菌であるビフィズス菌を選択的に増殖させる効果があり、毎日摂取することで、おなかの健康を保ち、便性などを改善させる効果があります。

イソマルトオリゴ糖の摂取→腸内のビフィズス菌が増殖→腸内が酸性になる→有害菌の活動が抑えられる→腸内環境が良好になる
イソマルトオリゴ糖を1日に10g摂取した場合の腸内細菌変化

イソマルトオリゴ糖は、厚生労働省が定める特定保健用食品(規格基準型)の関与成分として認められています。

イソマルトオリゴ糖の構造

イソマルトオリゴ糖を利用した家庭用商品

イソマルトオリゴ糖を利用した業務用商品

イソマルトオリゴ糖について

機能性粉末水あめの乳風味向上