昭和産業株式会社(社長:横澤正克)は、各種食品用酵素の製造・販売会社である新日本化学工業株式会社と、資本および研究開発両面での提携を強化することを決定しましたのでお知らせいたします。
新日本化学工業㈱は1959年12月に糖化用酵素の製造・販売を主目的に設立された会社で、昭和産業㈱は現時点で発行株式の14.6%に当たる28,000株を保有し、発足当時より現在に至るまで深い関係があります。今回の資本提携強化では新たに18,900株を購入し、出資額を発行済み株式の24.4%に引き上げます。
多くの酵素メーカーが生産性の高い液体培養方式を主とするのに対し、新日本化学工業㈱は機能付与を目的とした食品開発用途では優位と言われている固体培養による酵素生産をコア技術としております。
昭和産業㈱は、小麦、大豆、とうもろこしなどを原料に、小麦粉、植物油脂、糖化製品などの食品素材を製造・販売する一方、発酵や酵素応用技術を用いた機能性素材の研究開発にも注力しています。今回、新日本化学工業㈱と研究開発面でも連携を強化することで、発酵技術や酵素応用技術を利用した機能性素材開発のスピードアップを図ります。一方、新日本化学工業㈱も昭和産業㈱の食品評価系を利用する事で、既存酵素の新たな食品用途の開発や、ユーザーの要望にマッチした新規酵素開発などを進め、両社にメリットのある協力関係を構築していく予定です。
<新日本化学工業株式会社概要>
創 業 : 1959年12月
資 本 金 : 9,600 万円
発行済株式数 : 192,000株
代表者氏名 : 代表取締役社長 中村哲久
従 業 員 数 : 123名
本社・工場所在地: 〒446-0063 愛知県安城市昭和町19-10
以上