今や私たちの生活に欠かせないプラスチック。朝起きてから眠りにつくまで、プラスチックを利用しない日はないほどです。ペットボトルやレジ袋、スプーンやストロー、子供たちのおもちゃや文房具、化粧品や食品の容器etc.。しかし、プラスチックの多くは「使い捨て」され、大量の"ごみ"として川や海に流出してしまっていることをご存知でしょうか。新聞やテレビのニュースでプラスチックごみを誤って食べたクジラやウミガメの写真にショックを受けた方も多いと思います。世界中で使われたプラスチックがごみとなって海へ流れ込み、海洋汚染を引き起こしているのです。
もちろん、問題は海だけにとどまりません。プラスチックを燃やせばCO2(温室効果ガス)を排出し、地球温暖化を進めることにもなるのです。そこで、このコーナーでは「プラスチックごみと地球環境問題」をテーマに、世界と日本の現状、私たちができることなどをご紹介。私たち一人ひとりが意識を少し変えるだけでできることはたくさんあります。未来に向けて、今こそ「我が家のプラスチックごみ対策」を家族や友人と話し合ってみませんか。
冗談ではなく、これが現実なんです。
世界環境を脅かしているプラスチックごみ問題。美しい地球、そして安全な環境を未来の世代に残すために私たちは何ができるのでしょうか。環境問題を研究する松本真由美さんに現状と課題についてお聞きしました。
松本 真由美さん
東京大学 教養学部 附属教養教育高度化機構
環境エネルギー科学特別部門 客員准教授
プラスチックごみ問題のほか、地球環境を守るために私たちができることはもっともっとたくさんあります。「もったいないライフのすすめ」では食品ロスの問題を中心に私たちにできることをご紹介しています。
ぜひ合わせてチェックして!
昭和産業グループは、安全・安心で高品質な製品の提供だけでなく、環境への配慮や社会への貢献など様々な活動を行っています。