当社グループは「穀物ソリューション・カンパニー」として、事業を通じた社会的課題の解決により、持続可能な社会の実現と当社グループの持続的な成⻑の両立を目指す、CSV戦略に基づくESG経営を推進しています。
「食」の源である穀物を生み出す大地とその環境を守り、穀物を余すことなく最大限に有効活用していくことを中心に、社会に価値を提供していくことが当社グループのサステナビリティであり、社会的責任と考えています。
「昭和産業グループCSR行動規範」は、グループ経営理念「人々の健康で豊かな食生活に貢献する」の実現に向け、グループ全従業員が行動をする際の価値観やルールを示したものです。当社グループのサステナビリティを進める上での基盤となる考え方であり、グループを含む全従業員にこの規範を記載したリーフレットを配付し、常に携行することで浸透を図っています。
すべてのお客様に安全で高品質な製品・商品を提供することを通じて、昭和産業グループに対する安心の向上を図ります。また、製品の開発と提供を通じて、新しい価値の創造を行い、お客様と共に成長するよう努めます。
企業市民としての自覚を持ち、コンプライアンスの精神に則った健全な企業活動による収益の追求を通じて、昭和産業グループの継続的な発展に努めます。
昭和産業グループのあらゆる企業活動において人権を損なう行為を排除すると共に、従業員一人ひとりの多様なる個性・人格・能力を尊重し、チャレンジ精神溢れる企業風土を形成します。
企業活動から生じる環境への影響を認識し、地球環境の保全や資源循環型の持続可能な社会形成への寄与に努めます。
企業市民としての役割を自覚し、企業としての社会的な責任を果たすことを通じて、健全で豊かな社会の発展に寄与するように努めるとともに、従業員各人の社会貢献活動を積極的にサポートします。
昭和産業グループの企業活動に関わる情報を適時・適正に公開するとともに、ステークホルダーとの対話を通じて、透明性の高い企業活動に努めます。
昭和産業では、社長を委員長とし、全ての部署長を委員とする「サステナビリティ委員会」を設置しています。サステナビリティ委員会の傘下に、当社が重要と考える6つの社会的課題(①安全・安心で高品質な製品の提供、②公正な企業活動、③人権尊重、④環境への配慮、⑤社会への貢献、⑥ステークホルダーとの対話・情報開示)に加えて、⑦リスクマネジメントに注力しています。なお、⑦リスクマネジメント委員会には専門部会としての災害対策委員会と情報セキュリティ委員会を置き、リスクマネジメントの徹底を行っています。
サステナビリティ推進体制図
昭和産業グループは、「食」に関する幅広い事業を通して「人々の健康で豊かな食生活に貢献する」とともに、自らの透明性を高め、ステークホルダーの皆様から信頼されるため、ステークホルダーパートナーシップを推進しています。