事務系|海外営業

Y.K.
海外営業部
2018年入社(キャリア入社)

ベトナムに完全子会社を設立。
世界市場の開拓へ、
新たな一歩を踏み出していく。

「海外営業部」の仕事とは

海外営業部は大きく2つのグループに分かれています。1つは海外拠点を基盤とした事業推進を担うグループで、もう1つは日本から海外市場をターゲットにした輸出推進を行うグループです。人口減少に伴って国内市場が縮小する中、昭和産業では海外事業領域の拡大に注力しています。そのミッションのもと、海外市場開拓に挑んでいるのが海外営業部です。

新しい事業の創造にチャレンジ。
その舞台がここにありました。

学生時代のイギリス留学で日本食の素晴らしさを再発見した私は、“食”と“海外”に関わる仕事がしたいと考え、食品業界への就職を志望しました。昭和産業に入社したのは、既にできあがった仕組みの中で仕事に取り組むのではなく、ゼロから新しい事業を創出する機会があることに惹かれたためです。それが現在私が所属する海外営業部のプロジェクトでした。当時、昭和産業ではベトナムでの市場拡大に向けた戦略的な取り組みを進めており、これこそまさに私がやりたい事業と考えたのです。若い時こそ失敗を恐れずに新しいことに挑戦できますし、たとえ壁にぶつかっても何度でもやり直せるでしょう。キャリア採用ということもあってこの取り組みにチャレンジする前提での採用であったことが、入社に向けての最大の決め手になったことは間違いありません。加えて人財の育成に力を入れ、すぐに結果を求めずにじっくり時間をかけて育てていく風土があることも魅力に感じました。

工業団地の一角にそびえる
新拠点の姿を描きながら。

現在私が担当しているのは、ベトナムの工業団地におけるプレミックス完全子会社の立ち上げプロジェクトです。昭和産業では以前から現地企業に出資するなどベトナム市場の開拓には力を入れてきましたが、100%出資によって日本や東南アジア向けを中心とした製造販売拠点を設立することになったのです。私はこのプロジェクトの立ち上げメンバーに任命され、事業計画策定や立地の選定から携わりました。現地に何度も足を運び、工業団地の一角を前にして“ここに新しい工場ができるんだ”とワクワクしたものです。完成の見込みは2025年度中。現在は現地法人の設立に必要な手続きや組織づくり、運営体制づくり、現地人財の採用などを進めています。以前の合弁事業では現地企業が主体となって事業を進めていたのに対し、今回は昭和産業100%出資ですので我々がすべての責任を負いながら意思決定し、進めていかなくてはなりません。日本の常識や商習慣が通用しないことに戸惑う場面も多々ありますが、「郷に入れば郷に従え」の言葉どおり、柔軟に対応しながら進めています。海外での事業につきものの壁を乗り越えるたび、新たな学びが得られることは、やりがいにつながっています。新しい工場の誕生は雇用などの面で地域経済に大きなプラスをもたらします。現地メディアを通じてそうした期待を感じると、ベトナム社会に与える影響の大きさに身が引き締まる思いです。

海外事業を俯瞰しながら
世界市場に挑んでいきたい。

今後私はベトナムへ、子会社の管理部門の統括責任者として赴任する予定です。ミッションは子会社の安定的な運営と成長を支えるための基盤づくりです。私が手がける一つひとつが子会社のルールとなっていくのですから責任は重大です。キャリア入社である私がこのような重要なミッションを任されたことは、経歴や年次等に関係なく、強い意志さえあれば挑戦の機会を与えてくれる当社の風土をよく表しています。これからもモチベーション高く取り組んでいきたいと考えています。そしてベトナムでの子会社を軌道に乗せた後は他の国での事業も手がけ、いずれは昭和産業の海外事業全体を牽引していける立場に挑戦したいと思っています。もちろんアジアにとどまることなく、欧米の市場にも視野を拡げていきます。世界のSHOWAを目指し、先頭を切って駆けていきたいと思います。

ONE DAY schedule

AM
8時に出社した後の最初の仕事はメールチェックです。午前は日本とベトナムを結んだオンライン会議を実施。新工場建設に携わる多くの関係者とともにタスクスケジュールの進捗確認や、課題の整理、解決策について議論します。ベトナムとの時差は2時間。オンライン会議はいつもスムーズです。
PM
午前に引き続き、ベトナム現地の関係者やコンサルタントと打ち合わせを行います。今日の主な議題は、工場建設や稼働開始に向けた許認可手続きの確認や申請書類の作成など。人財採用も重要なテーマですので、ベトナムの人財エージェントと募集要項や採用計画についてミーティングを行います。ベトナムでは社員旅行が当たり前と受け止められているので、人財定着のために福利厚生面での配慮も欠かせません。
退社後
2ヵ月に一度は海外出張で日本を離れるため、普段から家族と過ごす時間を大切にしており、なるべく早く帰宅して一緒に食事をとるようにしています。また、ジムに立ち寄って汗を流し、心身のリフレッシュに努めることもあります。

仕事後やオフの過ごし方

国内外問わず旅行が趣味で、宿泊や移動手段の手配も自分で行っています。オリジナルの行程は旅の醍醐味の一つです。美味しいものを食べて日本の魅力を再発見する旅が大好きです。また、メジャーリーグの試合を生観戦したときは、妻と一緒に目の前で大谷翔平選手のホームランを目撃しました。一生の思い出ができました。