事務系|事業

M.S.
フード事業部
第一グループ
2009年入社

市場の声と時代の変化を読んで、
事業成長への戦略を推し進める。

「フード事業部 第一グループ」の仕事とは

フード事業部 第一グループは、製粉・ミックス・パスタ事業の製品管理・事業運営の戦略立案を行っています。事業損益や予算・決算に関する業務のほか、営業と技術部門と共に新規製品の立ち上げや製品需給、製品の委託や輸入に関する業務、グループ会社との連携などを担っています。いわば製粉・ミックス・パスタ事業の舵取り役が、フード事業部 第一グループです。

パスタ事業の成長戦略を
描き出す。

原料から製品までの一貫生産が製粉事業における昭和産業ならではの強みです。市場ニーズを把握し、原料である穀物の製造の段階までさかのぼって、ニーズに応えた製品開発が可能だからです。こうした強みにさらに磨きをかけていくために新たに誕生したのが、私の所属するフード事業部 第一グループです。
銘柄の立ち上げや銘柄ごとの採算管理等を行っています。また、海外からの製品輸入業務や、事業の長期戦略プロジェクト、営業部門と技術部門、工場の情報を取りまとめ、事業の長期戦略プロジェクトを促進する役目も担っています。
日本社会の少子高齢化に伴って“食”の市場は今後、さらに縮小していくと予想されています。時代と共にニーズはますます多様化していくでしょう。こうした激しい環境変化の中、どのように課題を克服して事業を成長させていくかが、問われています。答えを出すことは簡単ではありませんが、だからこそやりがいのある仕事だと考えています。新しい市場の開拓も含め、これからの成長戦略を描くことに挑戦していきます。

マーケットインの発想は
変わらない。

入社以来、営業部門での業務に長く従事してきました。印象に残っているのは、ある取引先に商品を提案したところ、「ウチの売場、見たの?」と問われたことです。その取引先はパン屋さんでした。新しい商品を提案するならまず私自身が消費者としての目線で売場を眺め、商品を手に取ってみなくてはならないと諭されたわけです。その結果が、本当に市場に必要とされる商品づくりに結びつくのです。この経験は忘れがたく、事業戦略の立案・遂行を担う立場となった今も「売場を見る」感覚を大切にしています。
重要なのはメーカーの売りたい商品を提案する“プロダクトアウト”ではなく、売場を見て市場のニーズを把握し、応えていく“マーケットイン”の発想です。開発部門や工場と情報共有を進める際も、この姿勢の大切さを伝えるようにしています。
フード事業部 第一グループは新たに発足した部署のため手探り状態の面もあるのですが、だからこそ私の取り組みが部としての今後につながっていくという醍醐味があります。

女性の活躍が広がり、
働き方もより柔軟に。

私が入社した当時、女性の営業担当はレアな存在でした。以来15年、女性ならではの感性や視点が活かせる仕事であることを信じながら、業務に取り組んできました。一方で会社の環境や制度も大きく変わりました。特に子育てしながら活躍する女性の社員が増えたことはとても嬉しく思います。
また、フリーアドレス制が導入され、在宅勤務も可能になるなど、より柔軟な働き方が可能になったことも、素晴らしいことです。
今後も引き続き“食”に対してアンテナを高く張り、事業成長のための課題の発見と解決に挑戦していきます。また、人財育成にも興味があるので、いずれは育成や教育の仕事にも携わってみたいと考えています。

ONE DAY schedule

AM
出社後メールを確認し、問い合わせに対応。その後は顧客の販売動向や新製品に関して営業と打ち合わせをしたり、会議で使用する資料の作成などを行います。
PM
パスタの事業戦略に関する打ち合わせや、販売動向を基にした需給計画作成会議等に出席します。月に数回、会議や情報共有、新しい原料の打合せの為に工場まで出向くこともあります。
退社後
同僚や家族と食事に行くことが多いです。新しいお店を開拓することが好きで、気になるお店がたくさんあります。

仕事後やオフの過ごし方

25年以上続けてきたガールスカウトの活動は、今や生活の一部。指導者として毎週日曜日に参加しています。仕事で接する人とまったく違う属性の方々と過ごせるので、私にとって大切な学びの場でもあります。