環境方針・体制

基本方針

  1. 昭和産業グループが適用を受けるすべての環境法令を遵守します。
  2. 原材料・資材・容器包材などの調達に際しては、その材質や加工工程などに配慮し、環境への影響を小さくすることに努めます。
  3. 製品・商品開発に際しては、原材料・資材、製造、流通、消費のすべてにおいてライフサイクルアセスメントに配慮し、環境影響を小さくするように努めます。
  4. 昭和産業グループすべての企業活動に伴う、原材料及び包装資源、エネルギー資源などの利用効率の向上を図るとともに、廃棄物の削減と再資源化に努めます。
  • ※ライフサイクルアセスメント(LCA):製品のライフサイクル(原料の採取→製造→加工→運搬→使用→再生→廃棄)のすべての段階で発生する環境への負荷を分析、計算して評価する方法です。

環境方針

昭和産業グループは、穀物資源をもとに、小麦粉、植物油、糖化製品等の生産に伴う事業活動、製品及びサービスから生じる環境への影響の低減を図るために、昭和産業グループ行動規範にしたがって環境活動に取り組み、環境マネジメントシステムによる「継続的改善」を実践します。

  1. 環境影響に関わる法規制・協定を遵守し、自主管理基準を定め、環境保全の更なる向上に努めます。
  2. ライフサイクルアセスメントを考慮した製品設計を行い省資源に努めます。
  3. 小麦、大豆、トウモロコシ等の有効利用を進め、廃棄物の極小化を目指し、廃棄物の3R(リデュ―ス・リユース・リサイクル)を推進します。
  4. エネルギーの利用効率を向上させ、省エネルギーを推進します。
  5. 大気汚染物質・水質汚濁物質の排出量削減および水資源の使用効率化・保全等に取り組み、環境負荷の低減に努めます。
  6. 製造プロセス等の管理出来る側面と、原材料及び製品に関わる調達・運搬等、当社が影響を及ぼすことが可能な側面を評価して、著しい環境側面を特定した上で、環境目的・目標を定め、実施し、環境影響の低減に努めます。
  7. 従業員に対し、計画的に環境教育・訓練を実施し、環境保全の能力向上を図ります。
  8. 自然環境に配慮し、環境保全活動に積極的に参加し協力します。

本方針の全従業員及び関係者への周知は、環境方針の掲示・配布及び伝達によって行います。本方針は法規の要求事項・環境側面、利害関係者の見解等により、見直すと共に、ホームページ等により社外へ開示します。

マテリアリティ

マテリアリティ 重点テーマ 貢献を目指すSDGs
地球環境への配慮
  • 気候変動への対応
  • 生物多様性への配慮
  • 7、エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 12、つくる責任 つかう責任
  • 13、気候変動に具体的な対策を
  • 15、陸の豊かさも守ろう

環境マネジメント

環境マネジメント推進体制

昭和産業グループでは、代表取締役社長執行役員が委員長を務めるサステナビリティ委員会の傘下に環境管理委員会を設置し、当社グループの環境に関する課題を議論し、方針を審議・決定しています。その傘下には、4つの作業部会(CO2排出量削減部会、食品ロス削減部会、水使用量削減部会、プラスチック使用量削減部会)とTCFD委員会を設置し、個別の環境課題解決を推進する体制としています。4つの作業部会では、持続可能な生産活動についてより迅速かつ効果的に意志決定を行います。またTCFD委員会では、特に気候変動への対応についてTCFD提言に沿ったシナリオ分析等への対応を進めています。環境課題に対して、当社グループが連携して取り組み、PDCAサイクルが確実に回る体制にしています。

図

  1. ※1 テクニカル部門統轄は、ISO14001の全社経営者の役割を担っています。
  2. ※2 ISO14001によるマネジメントシステム構築により運用(認証取得)
  3. ※3 グループ会社とは、当社の連結子会社および生産系の非連結子会社(国内)を対象としています。

昭和産業グループの中長期環境目標

地球環境の悪化は、当社グループの主原料である穀物調達における大きなリスクであり、環境負荷低減に向けた取り組みは当社グループのマテリアリティの一つです。「昭和産業グループ環境目標」の確実な達成に向け、「中期経営計画23-25」の最終年度となる2025年度の目標値を設定しました。
さらに、環境への取り組みを加速させるため、4つ目の環境目標として新たにプラスチック使用量の削減目標を設定しました。

図

  1. 【対象会社】
  2. ・「CO2排出量」:連結子会社
  3. ・「食品ロス」:食品ロス発生量が100t/年以上のグループ会社
  4. ・「水使用量」:水質汚濁防止法、下水道法による特定施設を有するグループ会社
  5. ・「プラスチック使用量」:プラスチック資源循環促進法による多量排出事業者であるグループ会社

取り組み事例

持続可能な生産活動

気候変動への対応(CO2排出量の削減)

気候変動への対応をご紹介します。

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持続可能な資源活用

生物多様性保全への取り組み

昭和産業では企業活動との調和を目指し、生物多様性に配慮した様々な取り組みを行っています。

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SHOWAのスマートプラスチックアクション

昭和産業では環境に配慮したパッケージを開発したり、社員にオリジナルエコバッグを配布するなど、様々な活動を行っています。

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食品リサイクル率99.9%の取り組み

昭和産業では食品リサイクル率99%以上を維持することを目標として掲げ、様々な取り組みを進めています。

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統合報告書「環境負荷の低減」

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