CSR活動

企業市民活動

フードバンク支援

出荷期限を過ぎた製品は賞味期限内であっても処分していましたが、2015年より一般社団法人中央ライフ・サポートセンターを通じて社会福祉施設で活用していただく取り組みを推進しています。

当社は、こうしたフードバンク機関やサプライチェーンでの連携を強化することで、食品ロス削減に取り組んでいます。

  • ※約400の社会福祉施設および食品・流通企業とネットワークを構築し、サプライチェーンから発生する食品ロスにつながる製品を施設に寄贈する仕組みを運営するフードバンク。食品企業と福祉施設双方の本業を通じた社会貢献の支援を目的としています。

図(昭和産業からCLSC各登録施設までの製品寄贈の流れ)

寄付寄贈・復興支援活動

当社では、スポーツ団体への食生活応援を目的とした食材の提供や、被災された方々の支援及び被災地の復興にお役立ていただくための活動などに取り組んでいます。

周辺地域の清掃活動

昭和産業グループは、全国各地の事業所、グループ会社において、従業員による周辺地域の清掃活動を定期的に行っています。また、地域イベントへの協賛・参加などを通して、地域の活性化に貢献しています。

周辺地域の清掃活動例


千代田区一斉清掃(本社)


鶴見大黒町クリーン作戦(本社)


海の日堤防清掃(敷島スターチ)


県道沿い側溝清掃
(敷島スターチ)


日川浜海岸清掃(鹿島工場)


港湾美化活動(奥本製粉)

地域交流の推進

全国各地の事業所、グループ会社において、食育活動、地域イベントや清掃活動への参加・協賛を通して、地域コミュニティーとの連携強化に取り組んでいます。また、昨今では在宅勤務の促進なども背景に、ご家族と一緒に「作る楽しみ」があらためて見直されています。楽しい調理をサポートするため、栄養面への配慮のみならず見やすく分かりやすいレシピや料理のコツをパッケージに表記し、作り方の動画を公開するなど、調理へのハードルを下げる取り組みを続けています。

ワンコイン募金

企業は地域社会と共に生きる社会の一員であるという考えのもと、国内外で発生する大規模災害などの被災地を支援するため、当社グループの従業員が一口500円から寄付できるワンコイン募金制度を設置しています。災害規模に応じ、会社からの寄付を合わせたマッチング寄付も行っており、2022年6月には、ウクライナにおいて甚大なる影響を受けた方々やその周辺諸国に避難された方々への支援を目的として、国連WFP協会を通じて1,000万円を寄付しました。

ボランティア休暇・休職制度

当社では「ボランティア休暇・休職制度」を整備し、従業員の社会貢献活動への参加を支援・奨励しています。ボランティア休暇は、年5日間まで有給で取得することができます。また、ボランティア休職は1カ月以上、2年以内の期間で取得することができます(無給)。

産学連携企画とサステナブルな取り組み

昭和鶏卵の鶏卵商品『たまごのある暮らし』のパッケージに、東京家政大学の学生の方が考案したレシピを掲載する産学連携企画を行っています。この取り組みは教育プログラムとして勉強会や試食会、意見交換を行い、未来の食を担う学生の方へ食品開発の手法や、卵の魅力やおいしさをあらためて知ってもらい、それを発信していただくことを意識しています。

また、グループ会社内の食品副産物の飼料循環を推進し、廃棄粉や植物工場の規格外レタスの飼料化を実施しました。

さらに、国産原料の利活用拡大も推進し、カロリーベース自給率100%を達成した鶏卵『和のしずく』の加工食品への利用も新たに実施しています。

アントラーズ食育キャラバン事業

パンフレット(じょうぶで強いカラダをつくる食事)

「アントラーズ食育キャラバン事業」はホームタウン5市(鹿嶋・神栖・潮来・行方・鉾田)の小学生を対象に、アントラーズホームタウン協議会の事業としてスタートしました。
これまで、ホームタウン5市の小学校に対して巡回を重ね、9年間で延べ111回の講義を実施し、参加児童数は9,700名を数えます。
講義の中で使用するテキストには、毎年トップチームの選手が登場し、朝食、五大栄養素に関する啓発のほか、ホームタウン5市でとれる食材の紹介、アントラーズユース選手寮の食事メニュー、食事の姿勢、箸の正しい持ち方を紹介。2023年度は沖悠哉選手、佐野海舟選手、津久井佳祐選手がパンフレット内に登場しています。