マテリアリティ

昭和産業グループでは、サステナビリティの実現に向けた取り組みを推進するため、3つのマテリアリティテーマと7つのマテリアリティを特定しました。

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マテリアリティ特定プロセス

1. 社会的課題の抽出

当社グループでは、SDGs、ISO26000、UNGC、SASBなどのグローバルガイドラインなどを参照した上で、「社会にとっての重要度」と「事業にとっての重要度」との関係を整理してきました。

2. ESG重要課題の特定(2018年度まで)

「社会にとっての重要度」と「事業にとっての重要度」の2つの視点から様々な社会的課題を評価しました。その結果、社会の関心が大きく当社グループ事業との関連性が高い社会的課題について、CSR委員会(現在のサステナビリティ委員会)での議論を経て、ESG重要課題を特定しました。

3. 重要課題の対応方針の検討(2019年度)

ESG重要課題に関し、包括的な解決を進めるべく、課題間の関係性を整理し、3つの重点項目(「環境への配慮」「穀物ソリューションの進化」「従業員の活躍推進」)と7つの重要課題(「持続可能な生産活動」「持続可能な資源活用」「多様な価値への対応」「安全・安心・安定供給」「ダイバーシティ」「健康経営」「企業市民活動」)としました。
「中期経営計画20-22」では、7つの重要課題については各事業にブレークダウンして推進しました。

4. 重要課題の更新(2023年度)

社会情勢やステークホルダーとの対話からいただいたご意見やご期待を踏まえ、見直しました。様々な社会的課題について、「ステークホルダーにとっての重要度」を縦軸、「当社グループの事業への影響度」を横軸として評価(マッピング)しました。

マッピング

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サステナビリティの実現に向けた取り組みを推進するために、このマッピングによる評価結果とその関係性を考慮し、3つのマテリアリティテーマと7つのマテリアリティを特定しました。
現在の「中期経営計画23-25」では、このマテリアリティと関連したリスクと機会を踏まえ、各事業の事業戦略とサステナビリティの実現に向けた取り組みにブレークダウンして推進しています。

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