昭和産業の事業と強み

「穀物のプロ集団」として
自らの強みにさらに磨きをかけていきます

小麦、大豆、菜種、トウモロコシ。昭和産業は1936年の創立以来、大地の恵みである様々な穀物を小麦粉、プレミックス、植物油、糖化製品などに加工し、多くのお客様にお届けしてきました。創立以来88年、これらの穀物を徹底的に研究し続け、その素材一粒の持つ力や可能性を知り尽くした「穀物のプロ集団」、それが私たち昭和産業グループです。

食品事業

売上高構成比

81.5% 2,823億円

※2023年度 製粉カテゴリ、製油カテゴリ、糖質カテゴリの合計

製粉カテゴリ

小麦粉は食品の中で最も用途が広く、私たちの食生活に欠かすことのできない重要な食品素材です。業務用ではパン、ケーキ、麺類などの用途に合わせた各種小麦粉やユーザーのニーズに対応したプレミックス類・パスタを製造・販売し、家庭用でもプレミックス類やパスタを提供しています。

製粉カテゴリの強み

  • 他事業とのシナジーが効いた技術知見を駆使した開発提案力
  • グループ企業含め7カ所の生産拠点(製粉、プレミックス、パスタ)を生かした生産体制
  • 他事業およびグループ企業の持つ多様かつ豊富な販売チャネル
  • 高い技術力による海外事業展開(東アジア・東南アジア)

製油カテゴリ

大豆、菜種、トウモロコシ、米ぬかなどを原料に、天ぷらやフライ、ドーナツなど、様々な用途に合わせて開発した各種植物油を製造・販売しています。また、飼料原料などになる脱脂大豆、食肉加工・水産加工食品に使用される大豆たん白を提供しています。

製油カテゴリの強み

  • 大豆・菜種・トウモロコシ・米ぬかなど多様な油種原料の搾油生産
  • 幅広い販売チャネルや最終商品に最適な油脂製品の提案
  • 大豆たん白を原料大豆から一貫生産
  • 東西の自社工場を中心に、グループ企業・協力工場を活用した効率的な生産体制
  • 副産物(ミール)の最大消費地である鹿島に工場立地、一部大手ユーザーにはコンベア直結供給も

糖質カテゴリ

トウモロコシを原料としたコーンスターチをはじめ、ぶどう糖や異性化糖、水あめ、イソマルトオリゴ糖などの糖化製品および加工でん粉製品の製造・販売を行っています。これらの製品は、ビールや清涼飲料、菓子、パンなどの食品分野から工業分野まで幅広い用途に使用されています。

糖質カテゴリの強み

  • 業界トップレベルの事業規模
  • 結晶ぶどう糖市場で約70%のシェア(当社調べ)
  • グループを合わせた3製造拠点による安定供給体制
  • プレミックス事業、製油事業など他事業との親和性

飼料事業

売上高構成比

17.2% 594億円

※2023年度

養鶏用、養豚用、乳牛・肉牛用、養魚用配合飼料およびきのこ菌床栽培用栄養体の製造・販売を行っています。グループ会社の工場が臨海部に位置しているため、原料を直接岸壁から取り込むことが可能なほか、ふすまや脱脂大豆といった副原料を自社の製粉工場や製油工場から受け入れられるため、原料調達面で非常に有効です。高品質な飼料の生産・開発、生産物の流通、経営指導など畜産ビジネスをトータルに応援します。

飼料事業の強み

  • 日本有数の飼料需要地である鹿島エリア、志布志エリアにグループ生産拠点を保有
  • 他事業から発生する副産物による安定的な飼料原料の供給体制
  • グループ会社を含めたサイロ事業との連携

その他

売上高構成比

1.3% 45億円

※2022年度

輸入穀物の保管・荷役を行う倉庫業、所有不動産の賃貸などを行う不動産業のほか、保険代理業、自動車などのリース業、運輸業、アグリビジネス等を行っています。

倉庫業の強み

  • グループ会社を合わせた穀物収容能力は国内トップクラス
  • 食品メーカーとして穀物取扱量は日本一(当社調べ)
  • パナマックス船など大型船接岸可能なバースを整備し、ローコストオペレーションでの穀物原料搬入が可能
  • 鹿島や志布志など後背地に大きな飼料需要を持つ地域に事業を展開

植物工場の強み

  • 食品メーカーとして長年培った生産管理・品質管理等の技術
  • 他事業の持つ多様かつ豊富な販売チャネル
  • 一般財団法人日本GAP協会のJGAP認証取得