ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)

D&I推進方針


D&Iメンバーによるパン焼成販売の様子

昭和産業グループでは、2018年に策定した「昭和産業グループダイバーシティ経営宣言」のもと、「中期経営計画23-25」の「基本戦略:⑤ステークホルダーエンゲージメントの強化」の重点項目として、「ダイバーシティ&インクルージョン(以下、D&I)のドラスティックな推進」を位置づけております。多様な人財が安心して働き、互いに影響し合うことで、個々の能力を発揮しやすい環境を提供し、従業員のウェルビーイング向上と個人・チームとして高い成果を追求できる組織風土を醸成します。

図(重点領域×基盤整備=強味の発揮・成長・責任感・やりがい・イノベーション創出・生産性の高い働き方(SHOWAグループの持続的成長))

具体的な取り組み

ダイバーシティ経営宣言

昭和産業グループは、「昭和産業グループ 行動規範」に定める”人権尊重”を土台として、将来にわたり持続的に成長し続けていく企業として、ダイバーシティ経営を推進します。

次の3つの基本的な考え方「昭和産業グループINCポリシー」を踏まえ、従業員一人ひとりが自らの強みを最大限発揮できる職場づくりに取り組みます。

昭和産業グループINCポリシー

  1. Inclusion」
    従業員一人ひとりの多種多様な価値観や考え方を受け入れその違いを活かし、イノベーションを生み出していきます。
  2. Normalization」
    従業員一人ひとりの個性を尊重し、特別ではなく、すべてが当たり前のこととし平等に輝ける職場を実現します。
  3. Cooperation」
    従業員一人ひとりが互いに対等な立場で企業理念を共有し、同じ目標に向かい、共に力を合わせて積極的に成長します。

女性活躍の推進

当社では、女性活躍推進を経営の重要課題の一つと位置付け、「一人ひとりが能力を最大限発揮し、貢献することのできる職場環境の構築」と「女性従業員の経営参画の多様化実現」を目標に、様々な取り組みを行っています。

女性管理職

2025年度目標:女性管理職比率10%以上

  2022年4月 2023年4月 2024年4月
女性管理職人数 22名 26名 29名
比率(管理職に占める女性の割合) 7.7% 8.9% 9.6%

障がい者雇用の推進

当社では、2019年1月にダイバーシティ経営推進の専担組織である「INC推進室」(現「D&I推進室」)を人事部内(現人財戦略部内)に設置し、その活動の第一弾として障がい者雇用のさらなる推進に取り組んできました。障がいのある従業員が働きがいを持って、日々そして末永く当社グループで活躍できるよう、一人ひとりに適した職場への配属や職域開発を行っています。
2023年3月末の障がい者雇用率は2.7%と昨年度に引き続き法定雇用率の達成を実現しました。


一人ひとりが活躍できる職場を目指して

従業員の声

K.T.(人財戦略部 D&I推進室 INC推進チーム)

パソコンを使用した業務ではWEB会議の予約管理や経理伝票の入力処理を、庶務的な仕事としては郵便の仕分け、発送、配達も担当しています。各部署から業務を受託し、難しい作業もありますが、作業が完了した後に担当の方から感謝していただけたときは、きちんと会社に貢献できていると実感でき、やりがいを感じています。

E.I.(人財戦略部 D&I推進室 INC推進チーム チームリーダー)

部署内には障がいのある方が7名勤務しており、各自の特性や得意分野を生かした業務に従事してもらっています。最近は他部署から受託する業務の難易度が上がっていますが、それに伴い個人のスキルも上昇しています。皆が最大限のパフォーマンスを発揮できるよう配慮しながら、より安定した体制を構築していきます。