SHOWAのスマートプラスチックアクション

SHOWAのスマートプラスチックアクション

地球環境問題に思いを込めて
昭和産業では様々な取り組みを行っています

水分や酸素を通しにくく、軽くて丈夫で加工しやすいことから、幅広い用途で使われているプラスチック。スーパーやコンビニで配られるレジ袋もその一つですが、昭和産業でもプラスチックをパッケージに使用している商品は少ないと言えず、これらの多くは使い終わったら"ごみ"となり、環境に負荷を与えていることは否めません。
そこで、昭和産業ではパッケージの環境負荷をできるだけ少なくすることを目指し、環境に配慮したパッケージを開発したり、社員にオリジナルエコバッグを配布するなどの活動を行っています。また、農林水産省の「プラスチック資源循環アクション宣言」に参加し、廃棄物の再資源化や地域の清掃活動の3R(Reduce リデュース 、Reuse リユース 、 Recycle リサイクル)などの推進活動にも取り組んでいます。

食用油プラスチック容器の軽量化

昭和キャノーラ油」(1000g)

プラスチック使用量削減の取り組みとして、食用油(1,000g入り)※1容器の形状をボトルメーカーと協力して検討し、安全や品質を維持しながら約11%の軽量化※2を実現しました。

※1 家庭用商品の一部
※2 2019年当社調べ

バイオマスを使用した
ごみ袋の製品化

ごみ袋「大地のMino-Re:」(だいちのみのり)

当社が取り扱う穀物由来のバイオマスを使用したごみ袋「大地のMino-Re:」(だいちのみのり)を発売しました。原料の一部に、非食品用途のバイオマス(小麦、トウモロコシ由来)と再生ポリエチレンを使用することにより、石油由来プラスチックの使用量を約20%削減し、焼却時の二酸化炭素(CO2)排出を約20%抑えた設計となっております。また、製品のライフサイクル全体※1で CO2排出を約10%削減※2できることを確認しております。
これまでに千葉県船橋市役所や、当社がオフィシャルパートナーを務める鹿島アントラーズのホームスタジアムなどで実証実験を行い、ごみ袋に適したバイオマスの配合検討など課題解決を重ね、製品化に至りました。

※1 原料調達、製造、流通、使用、廃棄など一連の過程
※2 石油由来ポリエチレン100%品との比較

SHOWAのオリジナルエコバッグ

社員にオリジナルエコバッグを配布

昭和産業では、プラスチックごみの削減や資源循環、食品ロスの削減などにグループ全体で取り組んでいます。
環境問題への対応は企業としての取り組みだけでなく、社員一人ひとりがこの問題を自分ごとととらえ、日々の暮らしのなかでしっかりと向き合う必要があります。そこで、昭和産業では社員一人ひとりの環境問題への意識を高めるために、エコバッグのデザインコンテストを実施しました。社員やその家族がテーマに基づくデザインを考えたり、応募作品に投票を通じて興味を持ったりすることで、環境問題への思いをより深めてもらいたいと考えたからです。
社内公募で集まったデザインは、予想を遥かに上回る131点。その中から社員投票で大賞デザインを決定し、そのデザインでオリジナルエコバッグを製作、社員に配布して「エコバッグを使おう(NO!プラスチック袋)」活動を推進しています。

いよいよ2020年7月からレジ袋が有料化されます。海と空気と大地のために。昭和産業はこれからも様々な活動を通して、環境への負荷を減らす取り組みを続けていきます。

SHOWAのオリジナルエコバッグ
社員からはコットン素材の優しい風合いも好評です。
エコバッグを肩にかける社員

【社員の声】

  • ・コンビニで昼食を買うときに便利です!
  • ・デザインが良く、生地も丈夫で使いやすいです。

昭和産業では「人々の健康で豊かな食生活に貢献する」というグループ経営理念のもと、当社グループをさらに発展させるため、創立90周年にあたる2025年に向けた長期ビジョンを策定し、3年間の中期経営計画を3次にわたり展開しています。長期ビジョンの中間地点となる2nd Stage「中期経営計画20-22」では、CO2排出量や食品ロスの削減などについて数値目標を設定して取り組み、ESG経営を推進していきます。

「中期経営計画20-22」の詳細はこちら