体験型内定式天ぷら研修

昭和産業では、世界で初めて天ぷら粉を開発・販売した当社ならではの取り組みとして、内定者向けに「体験型内定式天ぷら研修」を2016年から4年連続で実施しています。※1その目的は、当社の代名詞ともいえる天ぷら粉を使った研修を通じて、商品や会社への理解を深めるとともに、学生から社会人になることへの自覚を促すこと。また、役員や現役社員、内定者同士のコミュニケーションを通じて企業文化を体感してもらうことにあります。
天ぷら研修の様子は報道陣にも公開され、毎年様々なメディアで紹介されています。

※1 2021年度内定式は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止。

体験型内定式天ぷら研修の様子

なぜ、内定式に天ぷら研修?

内定式が行われる10月1日は「衣替えの日」。昭和産業で「衣」といえば看板商品の「天ぷら粉」ということで、天ぷらの「衣」と「衣替えの日」を紐づけ、天ぷらを揚げることによって学生気分を社会人モードにサクッと衣替えしてもらいたいと考え、2016年※2から実施しています。

※2 家庭用天ぷら粉国内発売55周年を記念して実施

内定式終了後に「天ぷら作り」に挑戦! 身も心もサクッと衣替え!?

2019年の天ぷら研修では、まず天ぷらを熟知する「SHOWA マイスター(天ぷら)」※3のシニアマイスターからレクチャーを受け、実演を見学。その後、各班に分かれて「天ぷら粉黄金」を使った天ぷら作りに挑戦。エビ、豚ヒレ肉をはじめ、かぼちゃやナスなどの野菜類、柿、栗などの果実類、饅頭、卵焼きなどバラエティに富んだ食材を使い、各班で決めたテーマに沿って自由な発想で調理から盛り付けまでを行いました。

※3 天ぷらに関する社内認定制度(2019年4月から導入)

2019年の天ぷら研修の様子

  • シニアマイスターからレクチャーを受ける内定者の皆さんの様子
    シニアマイスターからレクチャーを受ける内定者の皆さん
  • 代表取締役社長執行役員 新妻一彦と代表取締役専務執行役員 中村圭介による指導風景
    代表取締役社長執行役員 新妻一彦と代表取締役専務執行役員 中村圭介が天ぷら職人姿に扮し、各テーブルを回り直接指導しました
  • 内定者が調理した天ぷらの盛り付け
    内定者が調理した天ぷらの盛り付け
2020年度入社予定の内定者36名、ベトナム人研修生2名の計38名と代表取締役社長執行役員 新妻一彦(中央・左)、代表取締役専務執行役員 中村圭介(中央・右)
2020年度入社予定の内定者36名、ベトナム人研修生2名の計38名と
代表取締役社長執行役員 新妻一彦(中央・左)、代表取締役専務執行役員 中村圭介(中央・右)

サプライズで天ぷらケーキ贈呈

新妻社長へサプライズで天ぷらケーキを贈呈

10月1日は新妻社長の誕生日。そこで、研修終了後に参加者が調理した天ぷらをトッピングしたバースデー天ぷらケーキをサプライズで贈呈しました。実は、2016年の研修の際は内定者には内緒で突然天ぷら作りに挑戦してもらうというサプライズ企画で実施。このときは新妻社長も仕掛け人でしたが、2019年は内定者が仕掛け人となり、逆サプライズ企画は見事成功しました。

天ぷら研修参加者インタビュー

2020年入社 製粉部 営業第一課 関口 治花(せきぐち はるか)

2020年入社
製粉部 営業第一課 
関口 治花(せきぐち はるか)

内定式当時の思い

昭和産業の赤いエプロンに袖を通したときに、社員になれる喜びと同時に身の引き締まる思いがしました。一緒に働くことになる同期と和気あいあいと作った天ぷらは格別においしく、昭和産業の温かさに包まれた一生に一度の経験となりました。

入社した現在の思い

「昭和産業の小麦粉を通して食のおいしさを伝えたい」という思いを胸に、日々仕事をしています。知識や経験が追いつかず、うまくいかないことも多いですが、周りの方々にサポートしていただきながら結果を出せたときには喜びとやりがいを感じています。これからも初心を忘れずに業務に励みたいと思います。

2020年入社 食品部 販売第二課 瀧 優華(たき ゆうか)

2020年入社
食品部 販売第二課 
瀧 優華(たき ゆうか)

内定式当時の思い

他社では聞いたことのない「天ぷら研修」の存在を知ったときは非常にワクワクし、当日を楽しみにしておりました。研修では天ぷら粉のおいしさを再確認し、このおいしさや味わいをより多くの人に届けたいと心から思いました。また、ほとんど話したことのない同期とも関わる場を与えてくださったことに非常に感謝いたしました。

入社した現在の思い

一次面接であるグループディスカッションの際にうかがった「昭和産業は個性的でいい人が多い」という言葉の通り、非常に優しくユーモアに溢れた方ばかりで、毎日楽しく仕事をさせていただいています。また、大好きな粉物を扱うメーカーのため、私にピッタリの業務だと日々感じながら仕事しています。

2020年入社 油脂部 油脂食材課 板倉 広武(いたくら ひろむ)

2020年入社
油脂部 油脂食材課 
板倉 広武(いたくら ひろむ)

内定式当時の思い

内定式まで天ぷらを揚げたことがなかったのですが、先輩方の指導のもと、おいしい天ぷらを作ることができました。こんなに天ぷらっておいしかったっけ?と思うほど、とても感動しました。また、共に天ぷらを揚げることで同期の絆がより一層深まりました。

入社した現在の思い

社内は何でも相談できる環境で、先輩方、同期と周りの方々に恵まれているなと感じています。仕事に関しては、10月から担当を任せていただくことになり「やってやろう」と燃えています。何事にも失敗を恐れずチャレンジし続けていきたいです。

2020年入社 商品開発研究所 製パングループ 吉田 真梨(よしだ まり)

2020年入社
商品開発研究所 製パングループ 
吉田 真梨(よしだ まり)

内定式当時の思い

天ぷらについて学びながら、同期とワイワイ天ぷらを揚げ、食べて、食の楽しさを改めて感じることができました。テーマを考えて天ぷらを揚げるというのが新鮮で「これから昭和産業で働く」ということにワクワクしたことを覚えています。また、社長が気さくな方で、目の前で揚げてくださった海老天をいただいたことが印象的でした。

入社した現在の思い

携わりたかったパンの開発業務に関わることができ、充実した日々を過ごしています。天ぷら研修で感じた社員の方々の印象は今も変わらず、親切でフレンドリーな方が多いので、部署問わずお力添えいただきながら、開発の基本を学んでいます。これからも内定式当時のワクワクした気持ちを忘れずに、たゆまず成長し続けていきたいです。

2020年入社 基盤技術研究所 糖質科学研究室 中山 航(なかやま こう)

2020年入社
基盤技術研究所 糖質科学研究室 
中山 航(なかやま こう)

内定式当時の思い

昭和産業の製品で天ぷらを作ることは初めてでしたが、本当に簡単かつ、おいしく作ることができて、これから入る会社の凄さを実感しました。内定式で同期と一緒に天ぷらを作るという体験は自分の中で良い思い出となりました。

入社した現在の思い

入社してもうすぐ一年が経ちますが、食に携われているという実感があります。より良い糖質製品を作るためにはどうするべきか、日々検討しています。まだまだ先輩方に頼っている部分が多いので、知識、技術など自分に足りないことを身につけ、早く一人前になりたいです。

  • 役職名や部署名は研修実施当時のものです