天ぷら粉とは?

"天ぷら粉"の正体、教えます!

今や日本を代表する料理の一つとなった"天ぷら"。
カラッとした揚げたての天ぷらのおいしさは格別です。でも、いざ家庭で作るとなると「なんだか難しそうだし、手間がかかりそう・・・」と感じてしまう人も多いのでは?
実は、そんな天ぷらが『天ぷら粉』を使うと誰でも簡単に作れちゃうんです!
ところで、「天ぷら粉ってなに?」と思っている方も多いはず。
そこで、天ぷら粉とはいったい何者なのか?カンタンに解説します!

解説1 そもそも天ぷらとは?

天ぷらは、小麦粉と水、卵などを混ぜたものを衣として素材に付けて、油で揚げる料理。

天ぷらは、高温短時間の加熱調理!
  • 天ぷらの表面は"揚げ調理"
  • 天ぷらの内部は"蒸し調理"

天ぷらは、油を使った揚げ物料理ですが、実は"蒸し料理"だともいわれています。

天ぷらの表面は高温の油で加熱されますが、素材は衣に包まれた状態で加熱されます。つまり、素材は高温の油と直接ふれることなく、衣の中で"蒸し焼き"の状態になっているのです。

一方、衣の表面は直接油と接しているため、高温で一気に加熱されることで余分な水分が抜け、サクッと香ばしく揚がります。

衣をまとうことで、素材の香りやうまみを閉じ込め、おいしさを凝縮することができる天ぷら。

高温で短時間に調理できる天ぷらは、素材の味を最大限に生かすことができる調理法の一つといえるでしょう。

解説2 おいしい天ぷらとは?

カラッと揚がり、外はサクサク!衣によって素材のうまみや香りが凝縮され、素材そのもののおいしさ、食感などが引き立っていること。

おいしい天ぷらは、衣によって素材の持つ特徴(色みや食感、うまみや香り、みずみずしさなど)が生かされています!

天ぷら作りの名人に言わせると、一番大切なのは「素材」、次いで「油と衣」、最後に揚げ手の「技術」だそうです。

でも、いくら新鮮な素材があっても、それを生かす「技術」がなくては、おいしい天ぷらを揚げることはできません。

カラッと上手に揚がった天ぷらは、決して油っぽくなく、素材のうまみや香りが引き立っています。では、おいしい天ぷらの条件とは何でしょう?

<おいしい天ぷらの条件>

  • カラッと揚がり、衣はサクッと軽い歯ざわり!
  • 素材はうまみを逃さず、ジューシー!
  • 素材や衣が油のうまみをまとって、香ばしい!

実は、このおいしい天ぷらが手軽に簡単に作れるのが『天ぷら粉』なんです。

解説3 天ぷら粉ってなに? ~天ぷら粉の正体とは?~

昭和 天ぷら粉

天ぷら粉とは、「水と天ぷら粉」のみで誰でも簡単においしい天ぷらが作れるように調整された粉。

小麦粉にでん粉やベーキングパウダーなどを配合することにより、誰でも簡単にカラッとした天ぷらを揚げられるように工夫されているのが天ぷら粉です。

だから、水に溶くだけで簡単に衣を作ることができ、混ぜ方を気にすることも、冷水を用意する必要もありません!

でも、天ぷら粉は天ぷらにしか使えないと思っていませんか?実は、天ぷら粉は、お菓子やお好み焼の材料としても使えるんです。

ではなぜ、いろいろなお料理に使えるのか。
その秘密を探るため、天ぷら粉の正体がわかる原材料の特徴を見てみましょう!

天ぷら粉の主な原材料

小麦粉
主に薄力粉を使用。水と混ぜ合わせることでグルテンを形成し、衣の骨格を作ります。グルテンが多すぎると天ぷらがカラッと揚がらなくなってしまうため、主にたんぱく質の少ない薄力粉が使われます。
卵粉(全卵粉・卵黄粉・卵白粉)
全卵、卵黄、卵白を粉末化したもの。衣に卵の風味を加えるとともに、口どけを良くする効果もあります。
でん粉
天ぷら粉全体のたんぱく質の量を少なくすることでグルテンを作りにくくし、揚げ上がりをカラッとさせます。また、ソフトなサクサク感がプラスされます。
ベーキングパウダー
水に溶けて炭酸ガスが発生することで、衣にきれいな花散りができ、サクッとした食感が生まれます。
着色料
衣にきれいな黄色みをつけることで、揚げ上がりをより一層おいしそうに仕上げることができます。
乳化剤
衣の中の余分な水分を抜きやすくすることで、時間が経ってもサクサク感が長持ちする衣に仕上げます。また、花散りもきれいになります。